ゴキブログ一覧
2020 .3.31
ヤシガラについて
About Coconut shell
ゴキブリの飼育にはよく使っているのだが,乾燥して古くなるとPycnoscelus属には場合によっては適さなくなるようだ.
チャイロゴキブリのケースだが,繊維が粉状になっている.
中の虫体.
細かい粉末が体表に付着しているのが分かる.
この状態を放置すると,初齢幼虫の死亡が多くなる.
初齢幼虫と粉状のヤシガラ.
全て拾ってみると成虫が20匹ほど.
初齢幼虫が50匹ほど.
1卵鞘分の数なので納得の数.
念のため,初齢は今まで実績のあるプリンカップ飼育し,成虫だけヤシガラを入れたプラケに戻す.
先週から今週にかけて,ダニ撲滅もかねてPycnoscelus属をすべて交換中.
2020 .3.30
トカゲ
Weak lizard
最近外で見かけるようになった個体.
手で触っても逃げない.
調子が悪いのだろう.
このくらい穏やかだと可愛いが,自然界でこんな調子だとあっという間に絶滅するだろう.
目が・・.
寝た.
2020 .3.27
脱皮2つ
Two snakes molting
シロマダラは餌喰わなくなったので少し早いと思ったが脱皮した.
大体月1ペース.
脱ぎ方もパターンがいつも同じ.
最近成長したのか,盛んに噛んでくる.
が,小さいので「ちり」とした咬まれごごち.
こちらアオダイショウ.
昨晩マウス2匹食べたのに,昼見たら脱皮していた.
これは予想外.
脱ぎ方はいつも通り.
体長は155㎝.
シマヘビと変わらない.
アオダイショウの方が太いので,断然アオダイショウが長いと思っていた.
シマヘビはスリムなんですね.
2020 .3.26
Byrsotria fumigate
Byrsotria fumigate
Byrsotria属は世界で3種記載され全てキューバで見つかっている.
また,珍しいことに,そのすべてがペットローチとして流通している.
日本にもおそらく全ての種が輸入されていると思われる.
♀成虫.
♂♀.
2020 .3.25
スズキゴキブリ脱皮
Periplaneta suzukii molting
終齢へ加齢の脱皮.
そろそろ成虫が出そう.
2020 .3.24
ヤマトシロアリ大活躍
Termite great activities
2018年4月に採集した羽アリのペアから出発したコロニー.
啓蟄も過ぎ,エンジン全開.
そろそろ場所によっては羽アリの情報が入ってくるのではないでしょうか?
シロアリ飼育を検討している皆さん.天気の良い日中は,屋上やベランダをチェックしましょう.
2020 .3.23
トビイロゴキブリ
Periplaneta brunnea
普通に累代出来ているが,幼齢で死亡する個体も未だ存在する.
左中央に写っている新鮮な大型の幼虫はまだ生きているが,仰天して起き上がる力もない.
最近思うのは,寄生虫かな?と.
2016年に採集した際,肉眼でも見える寄生虫が腹部や排泄した液体に蠢いているのを観察して記憶がある.
Periplanetaに寄生する蟯虫でネズミに感染する虫もいるらしいので,その辺も含めて老後の課題に取っておく.
2020 .3.19
シマヘビ 150㎝
Elaphe quadrivirgata 150cm
脱皮記録.
今回早かったです.
餌もあまり食べてなかった.
来た当初は65㎝.
現在脱皮殻から計測して150㎝.
寿命はMAX15年程度らしいのでまだまだ青年といったところか.
今までの皮.
なんでも続けると,何か形が出来ると思っている.
2020 .3.18
ねずみネクタイ
Tie of the rat
誕生日に家族からもらいました.
デビューはねずみ駆除協議会研究会を予定していたのですが,コロナの影響で延期.
大変残念.
デザイナーは全く考えていないと思いますが,耳が大きく尾が長いことから私の好きなクマネズミとします.
◎.
2020 .3.17
マルゴキブリ
Pseudoglomeris nigra
?と思った人は2020/1/21ブログ参照.
やっと雌雄の成虫が出たので小ケースから中に変更.
時間がかかる種です.
2020 .3.16
Corydiinaeの孵化
Hatch of Corydiinae
昨年12月より管理していたTherea petiveriana,Polyphaga aegypticaの卵鞘が孵化をはじめた.
Therea petiveriana
Polyphaga aegyptica
やはり3か月程度要するようだ.
両種とも,体毛を密生する特徴は他の科と見分けるのにわかりやすい特徴です.
2020 .3.13
ヨロイモグラゴキブリ脱皮不全の復活
Complete cure for a Macropanesthia rhinoceros molting failure
昨年の1月に見つけて個別飼育していた個体が脱皮した.
まだ幼虫だと思うが,♂の特徴が表れている.
足もこの通り少し短いが,ふ節まで再生された.
昨年1月の状態.
この時は,脚が曲がり歩行困難な状態でした.
2月.
曲がった脚は取れて再生に向けてスタート.
4月の脱皮.
6月の脱皮
9月の脱皮.
大きさも脱皮のたびに大きくなっているのが分かります.
今後生きて行く上で支障は出ないであろう.
この個体の観察もこれで終わり.
もと居た家族と合流させました.
2020 .3.12
昼寝
Lizard taking a nap
春の日差しのもと,気持ちよさそうに目を閉じている.
かわいい.
いつもオガサワラトカゲやヘビばかり見ていたので,少し驚いた.
2020 .3.11
サツマゴキブリ成虫の雌雄差
Sex differences in the Opisthoplatia orientalis adults
左が♀.
右が♂.
クロゴキブリやチャバネゴキブリの雌雄の体長はほとんど同じ.
本種は結構な体格差がある.
2020 .3.10
Paratemnopteryx colloniana
Paratemnopteryx colloniana
コモンネーム:なし
和名:コロニーローチ
1年以上床換えしていない.
2年だとこの倍の量になるのだろうか.
こんな状態だが,臭気や汚さが出てこない.
床は殺菌された特殊な床材を入れているような感じ.
シェルターもボロボロだが,どこまで掃除無しで出来るか挑戦中.
ちなみにドイツのブリーダーは,本種の幼虫は大変小さいので,クモやサソリの幼体に最適な餌となる.
と書いている.
パクったかと思ったが,私はSymploce pallensの幼虫でした.
しかし,糞の様子はSymploce pallens,Symploce macropteraもよく似ている.
2020 .3.9
ヒメクロゴキブリ 3月
Chorisoneura nigra in March
歳とともに冷え性になり,足元が寒くてしょうがない.
本当に寒い.
そんな言い訳を,啓蟄を忘れていたことに利用してはいけないが,啓蟄です.
3/5から始まって,3/20までのようです.
異常気象が続いているので冬眠する動物はどう感じているのでしょうか?
(こうして見ると,前胸背板側縁の透明度がすごい)
本種も室内管理なのだが,気を使って一番寒い場所に置いておいた.
そのせいかわからないが,沢山の幼虫が発生している.
しかし,成虫も出ておりこの影響が夏にどうなるか.
今年は,本種,出戻りのイエゴキブリ,スズキゴキブリ,キチャバネゴキブリ,マダラゴキブリ類が重点種になりそう.
2020 .3.6
イエシロアリ修復能力
The ability of termites to repair
イエシロアリの給水塔だが,調子よく使えている.
ただ,水の減りが早いので下のコップに水を入れるのが手間.
昨日も入れている最中に土壁に触れて穴が開いた.
しかし,そこは大家族のシロアリ.
一日でこの通り修復.
大したものだ.
2020 .3.5
Oxyhaloa deusta
Oxyhaloa deusta
コモンネーム:Red-Head Roach
和名:オレンジヘッドビュレットローチ
糞の粘性が高いと思うのだが,壁面に付着し内部の様子が見えにくくなる.
ゴキブリらしくないゴキブリである.
掃除後.
前が汚すぎるので,特別綺麗に見える.
2020 .3.4
グリーンバナナローチ
Green Banana roach
久しぶりにまともな写真を撮った気がする.
私の所では黄色はPanchlora niveaからは出ないです.
Costa Rica産sp.だけです.
黄色少し歳とってますね.
若い個体は薄茶色の部分も少なくもっと綺麗です.
2020 .3.3
蒲鉾板一応の決着
Temporary settlement of Kamaboko board
正月といえば蒲鉾.
正月休み前に,部員に食べたら板を持ってくるようお願いをした結果1枚入手できた.
もう一枚は私の実家にあったので合計2枚.
ブランクとして,某防蟻システムの餌木を並べて2/1観察開始.
冬のせいか中々どれにも食いつかなかったが,置いてから約半月後.
どれも蟻道がまとわりついている.
さら2日後.
みるみる土が盛られていく.
さらに7日後.
やる気を出したイエシロアリは恐ろしいですね.
そして現在.
餌木はドーム状なので土が盛られていないが,土に固着されている.
ひとまずよかった結果です.
ところで,この木は何だろうと思い,「かまぼこ 板 種類」で検索すると疑問も解消できます.
興味のある方は調べてみてください.
蒲鉾板ネタはこれでしばらくお休みしますが,実験で使った木の商品は記録しているので,今後板が集まれば比較してみたいと思います.
2020 .3.2
ヨロイモグラゴキブリ脱皮
Macropanesthia rhinoceros a little later to ecdysis
本種の脱皮の瞬間はまだ一度も見たことがない.
予想からすると,土の中にもぐって行われていると思うのだが,飼育環境ではどうなのか?
たまたま,直後から少し経った個体を見る事が出来た.
綺麗な色です.
多分,潜らずに地表で脱皮したのでしょう.
脱皮殻が外の転がっていました.